モニターライトは使い出すと便利すぎて止められません。初めに使ったのはBenQさんからレビュー用に提供いただいたScreenBar Plus。性能に不満はなく、このまま使い続けてもよかったのだけど、引っ越して部屋の機材を入れ替え始めたので、新たなモニターバーを探し始めました。

欲しかったのは、ホワイトのモニターバー。実は、ホワイトのモニターバーって思った以上に無い。市場に出回っているのはほとんどブラックかグレー。そこで見つけたのが今回紹介する製品です。
スワン電器 EXARM ZETA EXZ-1500をレビュー
今回購入したのは、スワン電器のゲーミングモニターライト「EXARM ZETA EXZ-1500」。スワン電器は1968年に創業したライティングメーカーで、千葉県柏市に本社を置いています。EXARMは同社のライトアームのブランドで、EXCELLENT ARMLIGHTがその由来です。
そのスワン電器がモニターライトを出していて、カラーリングにホワイトを採用していたのです。ありがとう、これが欲しかったのです。

もちろん、ホワイトだけでなくブラックやメタリックシルバーもあります。老舗のライティングメーカーがリリースしたモニターライトはどんなものなのか。

パッケージには、このモニターライトが照らす範囲と、その照度まで明記してありました。こういった姿勢に、会社の誠意を感じるものです。その他の仕様も示してあります。定格寿命は4万時間、1日8時間使っても5,000日、約13.7年です。十分すぎますね。


内容物は次のとおり。EXARM ZETA本体と、USBケーブル、説明書です。ホワイトの本体にはホワイトのUSBケーブルをつけて欲しかったな……と(このときは)思ったのですが、モニターの背面を通すので、特に気にするものではなかったです。EXARM ZETAを内側から見ると、LEDがびっしり並んでいます。


EXARM ZETAの背面には、給電用のUSB-Cポートがあります。仕様では、5W(5V 1A)になっていたので、パソコンのUSBポートに挿して問題ありません。ヒンジはブレがなく、曲げればその位置で止まります。モニター上に置いて使うものなので、ピタッと固定される精密さは重要です。


Dellの32インチモニター U3223QEの上に設置してみました。モニターが大きいので、ライトはちょこんと乗る感じです。モニターライトはその形状が細い円筒形になっているものが多いんですが、EXARM ZETAは直線的でスリムなブレード型。圧迫感のない印象です。


ケーブルは一段下がったスリットに収まっているので、変にバラけたりしません。


EXARM ZETAの両端にはRGBライトがあって、青緑黄色橙赤とその色を変化させます。切ることもできます。


EXARM ZETAの操作はすべて、天面のタッチセンサーで行います。少し触れただけで動作するので、押した振動でライトが揺れたりしません。頻繁に使うであろう、ライトのON/OFFは、非接触。手のひらで覆うだけで動作します。これが手軽で便利なんです。


Web会議で便利なフェイスライトも備えています。


↑ここまでのレビューは2023年初頭のもの。↓ここから先は2年経過した2025年2月のレビューです。
EXARM ZETA購入から2年、快調です。
購入から2年が経ちますが、変わらず綺麗な明かりを提供してくれています。EXARM ZETAは他社のモニターライト同様に寒色系と暖色系が切り替えられるので、日中は寒色系、夜は暖色系で使い分けています。

もちろん画面にLEDが映り込むこともなく、手元のキーボードを照らしてくれます。


モニターライトのON・OFFでどのくらい変わるのか、部屋を真っ暗にして比較してみました。左の写真はEXARM ZETAをOFF、右の写真はONにした状態です。かなり明るく照らしてくれていることが分かります。


なお、2年使って、フェイスライトはあまり使う機会がありませんでした。かなり眩しいライトが視界に入るので、逆に気になって使わなくなってしまいました。
まとめ:EXARM ZETAは日常的に使いやすいモニターライト
ホワイトカラーがあるという点で選んだモニターライトでしたが、デザインがスリムで圧迫感がなく、性能的にも十分な光量で照らしてくれ、かなり満足度が高い製品でした。老舗ライティングメーカーが作っただけあって、とても良い製品だったようです。

各種サイトでの評価も高いようで、モニターライトを探している人はぜひ!